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2005年01月30日

確定申告の準備

実家経由で前の会社の平成16年分の源泉徴収票が届いたので、確定申告(還付申告)の準備をすることにしました。確定申告の受付はまだ先(2月16日〜3月15日)じゃないかと思うかも知れませんが、還付申告の場合は1月1日以降ならいつでも大丈夫なので、確定申告が始まらない早い時期にやっておいた方が税務署が混まなくて楽なのです。

確定申告で税金が戻る人<1>
確定申告で税金が戻る人<2>
確定申告で税金が戻る人<3>
まだ間に合う!還付申告<1>
まだ間に合う!還付申告<2>
還付申告については詳しいことは上のサイトを見てもらうとして、私の場合は平成16年の途中で退職したため年末調整を受けておらず、そのため払いすぎた税金を返してもらうためには自分で確定申告しなければいけないわけです。再就職していれば話は別なんですけどね。

国税庁確定申告特集ページを見ると、Web上で確定申告書が作れて、それを税務署に持って行けばいいようです。電子申告というのもできるらしいですが、事前に届け出が必要だったり、別途電子証明書を登録しておかなければならないようなのでパス。確定申告書作成コーナーから「所得税の確定申告書作成」を選択すると、申告書選択画面に移動。ふ〜ん、ここで自分に当てはまる申告書を選ぶわけですか。一瞬「給与還付申告書」かと思いましたが、これは「年末調整済みの給与所得のみの方が、医療費控除、住宅ローン控除などを受ける場合」となっているので違いますね。「給与所得のみの方の申告書」が「年末調整が済んでいない給与所得又は複数箇所からの給与所得がある場合」とあるので、多分これでいいはず。

申告書を選択すると、次に生年月日を入力して、源泉徴収票を参照しつつ給与所得について項目を埋めていくことになります。金額等の数字はいいとして、「支払者」の入力で全角14文字以内というのは厳しいなぁ。長い住所だと入りきらないんですけど。「○丁目△番×号」を「○−△−×」と省略して書いて14文字以内にしてしまったけどいいのかな。印刷後に手書きで埋めることもできるので、無理に書かないというのも手かも。

次に申告書Aの個別の項目について選択して埋めていきます。ざっと見て該当しそうなのは「社会保険料控除額」かな。これって源泉徴収票の「社会保険料等の金額」の値をそのまま入れればいいんだろうか? 実はこの額がたとえ0円でも関係ないんですよね。ぶっちゃけて言ってしまうと、平成16年に働いた3ヶ月間の「支払金額」が90万円弱。これだと給与所得控除(65万円)と基礎控除(38万円)の合計103万円内に収まってしまうので、他の控除を考えなくとも源泉徴収税額が全額還付されるわけです。まあ、とりあえず社会保険控除を入力したものとそうでないものの2パターンを作っておきましょう。大した手間ではないですし、後でごちゃごちゃ言われても面倒ですから。

住所と還付金振込口座を入れて入力は完了です。ここは悩むところではないはずなんですが、「世帯主との続柄」でちょっと考え込んでしまいました。あれって自分が世帯主だと、どう書くのが正しいんでしょうかね。「世帯主」か「本人」だと思うんですけど……「世帯主」かな。最後に「確定申告書の印刷」を選ぶとPDFで表示されるので印刷すればOK。印刷はカラープリンタじゃないといけないので(インクジェットでも大丈夫)、その点は注意が必要です。別にモノクロでもいいと思うんだけどなー。

20050130_2.JPG
これで後は印刷した確定申告書を税務署に持って行くだけです。ここで、ふと気になったのは退職金について。あれも給与所得同様に確定申告したら還付されたりするんだろうか?
退職金 確定申告で還付もアリ!?
調べてみたら、そういうケースも無いわけではないようです。が、よくよく退職金の源泉徴収票を見てみたら、そもそも源泉徴収されていない。そりゃ退職所得控除額の160万以下なら所得税は掛からないわな。

投稿者 sai : 2005年01月30日 03:23

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