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2005年06月06日

就職活動を振り返って

昨年の12月から始めて半年に及んだ就職活動を振り返ってみたいと思います。

まずはデータ的な面から。

合同説明会参加回数2回
エントリー企業数42社
会社説明会参加企業数13社
エントリーシート提出企業数16社
エントリシート不合格企業数1社
筆記試験受験企業数17社
筆記試験不合格企業数5社
GD参加企業数4社
GD不合格企業数1社
面接企業数9社
面接回数(含リク面)16回
一次面接不合格企業数3社
二次面接不合格企業数3社
内々定企業数2社
選考途中企業数3社
活動日数32日
新幹線・特急乗車回数20回
高速バス乗車回数15回
S君宅での宿泊日数9日

それでは一つ一つ見ていくとします。合同説明会には就活を本格的に始めて間もない2月に、東京での毎日就職EXPOと仙台での日経就職フォーラムに行ってきました。前者の方はその後、説明を聞いたG社に応募することになりましたが、後者の方は全くの無駄でした。目当ての企業は1社だけでしたし、それならその会社の説明会に行くんだったと後悔しました。

エントリー企業数、これは採用ページやリクナビなどから登録した企業数です。42社というのは意外と少ないのかもしれません。おそらく文系の人なら100社を軽く超えるでしょうから。そのうち、説明会に参加したのは学内で行われたものを含めて13社。選考に絡むものはともかく、単なるセミナーとかだと交通費を考えて避けていましたからこんなものでしょう。

エントリーシートを提出した16社のうち、落ちたのはL社だけ。これは多分保守的な業界だから年齢制限で引っかかったんじゃないかと思います。内容をちゃんと見てくれたなら落ちることはないと思ってたんですけどね〜。

筆記試験は17社中5社で落ちてます。SPIの本1冊しかやらなかったのが悔やまれるところです。最近はCABやGABを採用する企業も多いですから。あと、全体的にWebテストの形式は苦手でしたね。普通のマークシートを使ったものと比べて、どうしても焦ってしまうのがいけません。そもそも疑問なんですけど、今のWebテストの形式ってテストセンター以外ではいくらでも不正(替え玉受験)ができてしまう点を問題視してないんでしょうか。現役の高校3年生辺りを連れてくればかなり良い点が取れそうなんだけどな〜。

グループディスカッションは3勝1敗。最初のM社での時は勝手が分からずあれよあれよという間に終わってしまいましたが、2回目以降は慣れたので問題なくできたんじゃないかと思います。面接もそうですが、GDも慣れが必要ですね。

面接は9社16回に及ぶわけですが、特に大失敗というものはなかったように思います。面接官の反応が芳しくないというのはありましたが、それでも受け答えがうまくできないということはなく、どんな質問にも答えることができましたから。まあ、面接の手応えなんてものは分からないもので、盛り上がってこれならいけるだろうと思った企業がダメだったり、逆に面接官が終始無表情でこりゃダメだと思っていた企業が通ったり……。いや、本当に面接だけはよく分かりません。ただ一つ言えることは、面接は場数を踏むほどうまくなるということですかね。最初のうちは前日から緊張しまくり、当日は空いている時間はずっと想定質問の答えをぶつぶつと口走っている、なんて状態でした。それが数を重ねるうちに受け答えのパターンができてしまい、面接前に考えるのは志望動機だけで、それ以外は特に準備せずとも何でも答えられるという風になってしまいました。

最終的に内々定をもらえたのが、自由応募のS社と推薦のc社。実はこの2社はまったく違った業界で、志望度としてはc社の方が上だったので後悔はしていません。また、現時点で選考途中なのはW社、Y社、b社の3社。このうちc社と比べて志望度が同等レベルなのはW社です。W社もなかなか良い企業で、ここで働くのも面白そうだな〜と思っていただけに心残りがないわけでもありません。こればっかりは縁がなかったと思って諦めるしかありませんが。

茨城県外に外出した活動日数(前泊のみというのは除く)はトータル32日。内訳は東京が28日、仙台が3日、小田原が1日です。時系列順に並べてみるとこんな感じ。

2月1日毎日就職EXPO
7日日経就職フォーラム@仙台
8日B社の会社説明会
C社の会社説明会
D社の会社説明会
25日E社の会社説明会
28日G社の会社説明会
3月10日G社の筆記試験
23日O社の筆記試験
28日テストセンターで筆記試験
4月3日B社の筆記試験
4日J社の会社説明会&筆記試験
6日M社のGD
8日I社の会社説明会&筆記試験@仙台
9日B社の一次面接
15日B社の二次面接
16日J社の一次面接
21日S社の会社説明会&筆記試験
25日I社の一次面接&作文@仙台
26日O社の二次選考(小論文、GD、面接)
27日U社の筆記試験
5月7日Q社の会社説明会&筆記試験
9日V社の筆記試験
Q社の一次面接
10日S社のGD
Y社の会社説明会&筆記試験
13日Y社のGD
16日O社の二次面接
V社のリクルーター面談
17日S社の一次面接
20日V社の一次面接
24日b社の会社説明会
25日W社の一次面接
26日V社の二次面接
31日W社の筆記試験
S社の二次面接
6月1日c社の一次面接&筆記試験@小田原
3日c社の二次面接

こうやってみると、4月5月に比べて3月が異様に少ない(2月よりも)のが目を惹きます。エントリーシートの作成で忙しかったとはいえ、あの時点でもっと色んな業界を回ってみるべきでした。特に大手メーカー系は3月末が応募の締め切りで、後で受けようと思っても遅かったということがありましたから。

電車や高速バスなどの交通費はざっと見積もって10数万円。食費や雑費などをトータルすればおそらく20万ぐらいはかかっているんじゃないかと思います。10万ぐらいは覚悟していたんですが、まさか2倍もかかるとは……。でも、これでも抑えることが出来た方なんですよね。それはもちろんS君宅に泊めてもらったおかげ! 3月22日を皮切りに5月末までの間、計9日間も泊めてもらっているんですよね〜。もしS君宅に泊まらず、その都度日立〜東京間を移動していたならあと5万円は余計にかかっていたはずです。いや、本当にS君には頭が下がります。泊めてもらったうえに、夕飯を奢ってもらったり、愚痴を聞いてもらったり……感謝の気持ちでいっぱいです。

結局のところ推薦で受けた企業に行くことになったわけで、こんなことなら(多少の困難はあっても)最初から推薦一本で行けばよかったという気もしないではありません。ただ、自由応募で活動した経験、色んな業種の人から話を聞けたり、普通なら入れない場所に入れたり、就活をしている他の学生と知り合ったり、自分のやりたい仕事や持っている能力、強み、弱みといったことを見つめ直したり、といったことは金銭には換えられない価値があったと思っています。結果的に推薦で決まったからといって、4月の時点ですぐにc社を受けて内々定をもらうことができたかといえばおそらくダメだったでしょう。自由で半年頑張ったからこそc社から内々定をもらうことができた、そんな風に考えています。

投稿者 sai : 2005年06月06日 04:29

コメント

こうやって見るとすごいね。
自分の時と比べると雲泥の差だね。

でも、最後の9日って言うのが意外だな。
ここを見ていた感じではなんとなくもっと泊まっているような印象を受けるのは自分だけ?

投稿者 yana : 2005年06月06日 10:09

我ながらよくやったなーと思います。
普通、理系の院生ならもっと楽にいけるはずだよね。

S君宅の宿泊回数は実は自分でもそう思ったよ。
でも2ヶ月ちょっとの間に9回だから、週1回のペース。
まあ、こんなもんでしょ。

投稿者 sai : 2005年06月06日 11:00

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