2006年03月25日

茨城県の合併その16 小美玉市&つくばみらい市

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茨城県の平成の大合併第16弾は、小美玉市つくばみらい市です。合併期日は3月27日でまだなのですが、せっかく書いたので更新停止前に載せておきます。

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こちらが合併町の地図。東茨城郡の小川町・美野里町と新治郡の玉里村の三町村、筑波郡の伊奈町・谷和原村の二町村がそれぞれ新設合併します。新治郡と筑波郡はこれで消滅することになります。

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こちらが合併後の地図。人口は小美玉市が5万3千人、つくばみらい市が4万人となります。市名についてはどちらの市も言いたいことがあるのですが、今更なので止めておきましょう。とりあえず、つくばみらい市はさっさとつくば市と合併して欲しいです。

茨城県の平成の大合併もこれで一区切りですね(まだ水戸市茨城町のように合併協議を行っているところもありますが)。最後に2006年3月27日の時点での茨城県の地図を載せておきます。市町村数は44(32市10町2村)です。
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2006年03月20日

福島県の合併その9 南会津町

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福島県の平成の大合併第9弾は、南会津町です。"minamiaizu.org"とは珍しいドメイン名を使いますね。普通は"city.date.fukushima.jp"のような地方公共団体ドメイン名か、"city.minamisoma.lg.jp"のようなLG.JPドメイン名を使うもんだと思いますけど。".org"でも間違いではないとはいえ、gTLDを使うのは如何なものでしょうか。

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こちらが合併町の地図。南会津郡の田島町・舘岩村・伊南村・南郷村の4町村が新設合併します。

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こちらが合併後の地図。人口は2万人となりました。面積は見ての通りかなり大きく、県内ではいわき市に次いで2番目に大きい自治体です。隣接する只見町といい、檜枝岐村といい、南会津郡には面積の多い自治体が多いですね。

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2006年03月19日

茨城県の合併その15 笠間市

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茨城県の平成の大合併、第15弾は笠間市です。

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こちらが合併町の地図。笠間市と西茨城郡の友部町・岩間町の三市町が新設合併します。西茨城郡はこの二町しかありませんので、これで消滅することになります。

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こちらが合併後の地図。面積が2倍近くになりました。人口は8万1千人となります。珍しいな〜と思ったのは市役所の位置。てっきり旧笠間市役所がそのまま新しい市役所となったのかと思いきや、新市役所は旧友部町役場。旧笠間市役所は笠間支所となりました(旧岩間町役場は岩間支所)。三市町の位置関係や交通の便を考えれば納得ですね。

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2006年02月20日

茨城県の合併その14 土浦市

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茨城県の平成の大合併、第14弾は土浦市です。

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こちらが合併町の地図。土浦市と新治郡の新治村の二市村が編入合併します。

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こちらが合併後の地図。また一つ県内から村が消えてしまいました。来月には玉里村谷和原村も合併してしまいますし、何となく寂しいですね。新しい土浦市の人口は14万4千人となります。

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2006年01月28日

本宮町と白沢村の合併後の新市名は「本宮市」

市町村合併:来年合併目指す2町村、新市名は「本宮」

来年1月1日に対等合併する方向で協議中の本宮町と白沢村の合併協議会が25日、本宮町内で開かれ、新市の名称を「本宮市」とすることを決めた。

以前に取り上げた本宮町と白沢村の合併の件ですが、合併協議会で新市名が決まったようです。新市名は「本宮市」。私の希望通りの名前となってホッとしています。それというのも、住民を対象として行われた新市名の募集結果から「新市の名称・事務所の位置等に関する小委員会」が選んだ最終候補5点があまりにも酷かったからです(あくまでも私の主観ですが)。

「あだたら市」と「あぶくま市」は論外。選定理由には、ひらがなにしてイメージをやさしくするとか、親しみやすくするとか挙げていますが、恥を知れと言いたいです。そんな理由で何百年と使われてきた漢字を捨て去るなんて愚かとしか言いようがありません。今は良くとも、この先10年、20年と使われていくことを考えるなら無しでしょう。もっとも、そのうちまた合併するだろうからいいやと、いう考えなのかも知れませんが。

「北郡山市」はもうなんて言って良いやら……。選定理由は、「全国的に知名度のある『郡山市』の北に位置しており、知名度の向上に期待できる」だそうです。こんな理由で市名が決まってしまって住民の方々は満足するんでしょうか。仮に私の地元、伊達市が「北福島市」とか「東福島市」なんて名前になっていたとしたら嫌ですね。いくら福島市に依存していると言っても、名前まで依存するなんて御免です。

「宮沢市」ですが、前にも書いたとおり、白沢村という合成地名を更に合成させるというのはちょっと。となると、残るは「本宮市」のみ。白沢村の住民の方は慣れ親しんだ名前が消えてしまうということで残念な気持ちはあると思いますが、この5点の候補の中ではこれがベストの選択だったと思います。

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2006年01月04日

福島県の合併その8 喜多方市

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福島県の平成の大合併第8弾は、喜多方市です。

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こちらが合併前の地図。喜多方市と耶麻郡の塩川町・山都町・熱塩加納村・高郷村の五市町村が新設合併します。

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こちらが合併後の地図。人口は5万6千人です。喜多方といえばラーメンで有名ですが、合併した山都町は蕎麦の町。新市は麺の町として売り出すというのはありかもしれません。

今回の合併で平成の大合併で誕生する県内の市が出揃ったことになります(現在協議中の自治体を除く)。せっかくなので、12個の市を平成17年の国勢調査速報による人口順に並べてみます。

1.いわき市354,403人
2.郡山市338,830人
3.福島市290,867人
4.会津若松市131,402人
5.須賀川市80,383人
6.南相馬市72,837人
7.伊達市69,302人
8.白河市65,711人
9.二本松市63,179人
10.喜多方市56,395人
11.田村市43,257人
12.相馬市38,630人

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2006年01月01日

茨城県の合併その13 下妻市&常総市

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茨城県の平成の大合併、第13弾は下妻市常総市です。

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こちらが合併前の地図。下妻市と結城郡の千代川村の二市村、水海道市と結城郡の石下町の二市町がそれぞれ編入合併します。これで結城郡で残るのは八千代町だけとなります。

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こちらが合併後の地図。人口は下妻市が4万6千人、常総市が6万7千人となります。どちらの市も当初取り組んでいた合併の枠組みが破綻して誕生した市ですが、下妻市はともかく常総市はちょっと歪な気がします。

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福島県の合併その7 伊達市&南相馬市

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福島県の平成の大合併第7弾は、伊達市南相馬市です。

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こちらが合併前の地図。伊達郡の伊達町・梁川町・保原町・霊山町・月舘町の五町、原町市と相馬郡の鹿島町・小高町の三市町がそれぞれ新設合併します。

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こちらが合併後の地図。人口は伊達市が6万9千人、南相馬市が7万3千人となります。

伊達市の合併には感慨深いものがあります。それというのは、地元であることはもちろんですが、合併に至るまで様々な紆余曲折があったためです。元々伊達郡の合併は「伊達はひとつ」という合い言葉の下、郡内の9町全てが伊達地方任意合併協議会に参加して始まりました。それが法定協議会に移る際に川俣町と飯野町の2町が抜け伊達7町合併協議会となり、その後、協議が進む内に桑折町が抜け(伊達6町合併協議会)、更には国見町が抜けて5町となりました(伊達5町合併協議会)。合併特例法の期限も迫り、もうダメかと思ったことも一度や二度じゃありません。それでもどうにか昨年3月に合併協定調印式を行い、5町議会、県議会での議決を経て、8月に伊達市が誕生することが官報告示され、今日の合併に至りました。

ちなみに合併を行わなかった伊達郡の4町のうち、川俣、飯野の2町は福島市との合併を目指して協議を行っています。個人的な意見ですが、今回合併を行った伊達市もいずれは福島市との合併が必要になってくると考えています。何と言っても伊達郡は福島市無くしてはやっていけませんから、最終的には「伊達はひとつ」ではなく「信達はひとつ」を目標に1つの市として合併することになるんじゃないかと(信達=信夫郡(福島市)+伊達郡)。

南相馬市の方はこっちこっちで色々とあり、合併に加わっていた飯舘村が途中で抜けたり、新市名が変わったり(当初はひばり野市になる予定)といった経緯を経て誕生しました。こちらもいずれは相馬地方の広域合併という話が出てくるんじゃないかな〜と予想しています。

何にしても、どちらの市も将来の広域合併に備える意味でも、行財政のスリム化を行って健全な財政運営に努めることを期待しています。

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2005年12月29日

茨城県の人口

国勢調査:県内人口、297万5023人 つくば市、日立抜き第2の都市に

茨城県の国勢調査の結果(速報)が明らかになりました。水戸市の一位は不動のものとして、これまで人口2位だった日立市がついにその座をつくば市に明け渡したようです。つくばは20万人を超え、逆に日立は20万人を切ってしまいました。前にも書いたとおり時間の問題だったとはいえ寂しいですね。おそらく合併でも起こらない限りは、今後この順位が逆転することはないでしょう。

国勢調査による県内の人口ランキングトップ10は以下の通りです。

1. 水戸市(262,532人)
2. つくば市(200,546人)
3. 日立市(199,203人)
4. ひたちなか市(153,624人)
5. 古河市(145,268人)
6. 土浦市(135,057人)
7. 筑西市(112,589人)
8. 取手市(111,329人)
9. 神栖市(91,875人)
10. 石岡市(81,889人)

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2005年12月07日

本宮町と白沢村の合併

福島県では現在合併協議が行われている法定協議会が2つありますが( 福島市・川俣町・飯野町合併協議会本宮町・白沢村合併協議会)、本宮町・白沢村合併協議会が行っていた新市名の募集結果が公表されました。応募の多かった順に10位まで、

  1. 本宮市
  2. あだたら市
  3. 宮沢市
  4. あぶくま市
  5. 安達太良市
  6. まゆみ市
  7. みずいろ市
  8. 本沢市
  9. もとみや市
  10. 阿武隈市

といった結果です。グループ分けすると、以下のようになりますかね。

住民でない私がどうこう言う話ではありませんが、とりあえず平仮名の市名は止めて欲しいところです。特に「みずいろ市」だけは勘弁してください。こういうダメな名前は栃木のさくら市、群馬のみどり市だけで十分です。合成地名も避けて欲しいところ。元々、白沢村だって白岩村と和木沢村の合成地名なんですから、それを更に合成するというのは……。後は「阿武隈」という名前は福島県から宮城県にかけての広い地域を指す広域地名なので、それを一つの市が使うのはどうかと思います。個人的には素直に「本宮市」か「安達市」でいいと思うんですけどね〜。

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2005年12月01日

福島県の合併その6 二本松市

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福島県の平成の大合併第6弾は、二本松市です。

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こちらが合併前の地図。二本松市と安達郡の安達町・岩代町・東和町の四市町が新設合併します。

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こちらが合併後の地図。旧二本松市の人口は3万5千人と少なかったのですが、この合併で6万3千人となりました。

これで福島県の年内の合併は終了です。年明けには伊達市、南相馬市、喜多方市の合併が控えており、いよいよ私の実家の住所も変わることになります。

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2005年11月07日

福島県の合併その5 白河市

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福島県の平成の大合併第5弾は、白河市です。

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こちらが合併前の地図。白河市と西白河郡の表郷村・大信村・東村の四市村が新設合併します。市と村だけの合併というのは珍しいですね。

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こちらが合併後の地図。面積が一挙に3倍近くになりました。人口は6万6千人で、須賀川市に次いで県内6番目となります。

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2005年11月01日

福島県の合併その4 会津若松市

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福島県の平成の大合併第4弾は、会津若松市です。

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こちらが合併前の地図。会津若松市と河沼郡の河東町の二市町が編入合併します。

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こちらが合併後の地図。正直あまり代わり映えしない……。人口は9千人増えて13万人強となります。

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2005年10月11日

茨城県の合併その12 鉾田市

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茨城県の平成の大合併、第12弾は鉾田市です。

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こちらが合併前の地図。鹿島郡の鉾田町・大洋村・旭村の三町村が新設合併します。鹿島郡はこの三町村しかありませんので、これで消滅することになります。

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こちらが合併後の地図。村が2つも消えてしまったのが目を惹きます。これで県内で残る村は以下の6村だけとなります。

残った村も合併を控えているところが多く、最終的に平成の大合併が収束する来年の3月には東海村と美浦村の2村だけとなってしまいます。原子力の東海村とJRAトレセンの美浦村、今後村として残っていくのはこうした特徴ある豊かな村だけなんでしょうかね。

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2005年10月01日

茨城県の合併その11 石岡市&桜川市

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茨城県の平成の大合併第十一弾は石岡市桜川市です。

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こちらが合併前の地図。石岡市と新治郡の八郷町の二市町、西茨城郡の岩瀬町と真壁郡の真壁町・大和村の三町村がそれぞれ新設合併します。真壁郡はこの二町村しかありませんので、これで消滅することになります。

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こちらが合併後の地図。これで茨城県の北部と南部が市で繋がりました。人口は石岡市が8万3千人、桜川市が5万人弱となります。

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福島県の合併その3 会津美里町

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福島県の平成の大合併第三弾は、会津美里町です。

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こちらが合併前の地図。大沼郡の会津高田町・会津本郷町・新鶴村の三町村が新設合併します。

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こちらが合併後の地図。人口は2万5千人で、保原町を抜いて県内の町村でトップとなります。それにしても「会津美里町」という名前はいかがなものでしょう。合併協議会の資料によれば、

といった意味があるということなんですが、どれも取って付けたような理由で三町村の独自性が全く見えません。「みさと」という名前は全国あちこちで使われているのに、敢えてそれを選ぶ神経が理解できません。素直に会津大沼町にしておけばよかったのに……。

参考までに、「みさと」の付く市町村は以下の通り(平成17年10月1日現在)。

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2005年09月12日

茨城県の合併その10 古河市

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茨城県の平成の大合併、第十弾は古河市です。

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こちらが合併前の地図。古河市と猿島郡の総和町・三和町の三市町が新設合併します。

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こちらが合併後の地図。古河市の面積がだいぶ広がりました。旧古河市は県内の市の中で最小の面積(21.00km²)に人口が6万人弱という人口密度No.1の自治体でしたが、この合併によって面積が約6倍(123.58km²)となったため、人口密度No.1の座は土浦市に移りました。その土浦市も来年には新治村との合併を控えているので、最終的には取手市が一番になるのかな。

ちなみに県内の人口ランキングトップ10は以下の通りです(参考:茨城県の人口と世帯(推計) −平成17年8月1日現在−)。合併によって古河市が土浦市を抜いて県内5番目となりました。日立がつくばに抜かれるのも時間の問題か……。

1. 水戸市(264,068人)
2. 日立市(200,530人)
3. つくば市(199,855人)
4. ひたちなか市(153,476人)
5. 古河市(146,613人)
6. 土浦市(134,966人)
7. 筑西市(113,420人)
8. 取手市(112,187人)
9. 神栖市(91,302人)
10. 龍ケ崎市(80,011人)

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2005年09月02日

茨城県の合併その9 行方市

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茨城県の平成の大合併、第九弾は行方市です。

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こちらが合併前の地図。行方郡の麻生町・北浦町・玉造町の三町が新設合併します。行方郡はこの三町しかありませんので、これで消滅することになります。

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こちらが合併後の地図。先月の神栖市に続き、鹿行地域の地図がどんどん塗り変わっていきます。そういえばこの「鹿行」という言葉、関東地方の天気予報でたまに耳にしますが、茨城にゆかりのない人にとってはどこのことだか分からないでしょうね。かく言う私も初めて聞いたとき、「関東に『六甲』なんて地名あったっけ?」と思いましたから。ついでに言うなら行方というのも難読な地名ですから、「なめがた」ではなく「ゆくえ」と呼ばれてしまう気がします。

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2005年08月01日

茨城県の合併その8 神栖市

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4ヶ月振りとなる茨城県の平成の大合併、第八弾は神栖市です。

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こちらが合併前の地図。鹿島郡の神栖町と波崎町の二町が編入合併します。

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こちらが合併後の地図。鹿行地域での合併はこれが初めてですが、何となくスッキリした感じがします。人口は約9万人で鹿行地域最大となります(旧神栖町が5万人、旧波崎町が3万9千人)。県内一財政力が高く、人口も多かった神栖町がこの合併でどうなっていくのか、興味があるところです。

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2005年04月01日

福島県の合併その2 須賀川市

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福島県の平成の大合併第二弾は、須賀川市です。

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こちらが合併前の地図。須賀川市と岩瀬郡の長沼町・岩瀬村の三市町村が編入合併します。ちょっと変わっているのが、三市町村で合併協議会を設置していたわけではなく、須賀川市と長沼町、岩瀬村がそれぞれ合併協議を行っていたことです。

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こちらが合併後の地図。これで岩瀬郡で残るのは鏡石町と天栄村だけ。須賀川市の人口は1万2千人増えて8万人となります。田村市、須賀川市と県中の合併が続きますね。

ここで福島県雑学。福島県が中通り、浜通り、会津の3地方に分かれていることは田村市の合併の時に書きましたが、そこから更に7つの生活圏に分けることができます。
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中通りは福島市を中心とする「県北」、郡山市を中心とする「県中」、白河市を中心とする「県南」の3地域。浜通りは相馬と双葉の「相双」といわき市単一の「いわき」の2地域。いわき市が単独なのが目を引きますが、ここは元々14市町村(5市4町5村)が合併してできた市なので無理もありません。会津は「会津」と「南会津」の2地域。会津の中心は会津若松市をおいて他にはありませんが、南会津の中心ってどこなんでしょう。田島町?

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2005年03月28日

茨城県の合併その7 取手市&筑西市&かすみがうら市

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茨城県の平成の大合併第七弾は、取手市筑西市、それにかすみがうら市です。

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こちらが合併前の地図。取手市と北相馬郡の藤代町の二市町が編入合併、下館市と真壁郡の関城町・明野町・協和町の四市町、新治郡の霞ヶ浦町・千代田町の二町がそれぞれ新設合併します。

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こちらが合併後の地図。さすがに3つの市が当時に誕生するとなると、地図が一気に塗り変わりますね。それぞれ見ていくと、取手市はこれで人口が10万人を突破することになります。藤代町が消えて北相馬郡で残るのは利根町だけです。筑西市はこちらも人口10万人を超えて、取手市とほぼ一緒の11万人強(人口密度は全然違いますが)。かすみがうら市は町同士の合併ということもあり、人口は4万5千人です。それよりもこの市名は何とかならなかったものでしょうか。新設合併だから「霞ヶ浦」という名前を避けたのかもしれませんが、ひらがな6文字って……。5文字のひたちなか市(他に南アルプス市などもあります)を抜いて、全国最長の市町村名になります。

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2005年03月22日

茨城県の合併その6 板東市&稲敷市

茨城県北部の合併が終了したところでどうしようかと思ったんですが、南部の方もチェックしていくことにしました。友人知人に南部出身の人が結構いますし、TXの開業とともに注目している地域ですから。

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さて、茨城県の平成の大合併第六弾は、坂東市稲敷市です。

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こちらが合併前の地図。岩井市と猿島郡の猿島町の二市町、稲敷郡の江戸崎町・新利根町・桜川村・東町の四町村がそれぞれ新設合併します。

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こちらが合併後の地図。どちらも人口5万人強と同規模です。

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2005年03月14日

福島県の合併その1 田村市

今まで茨城県の合併情報を書いてきましたが、北部の合併も一段落したところで地元福島の合併を見ていくことにしました。福島県では既に昨年の11月に会津若松市と北会津村が合併していますが、合併が本格化する今年以降のものを取り上げていく予定です。

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その一発目が3月1日に合併した田村市

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こちらが合併前の地図。田村郡7町村のうち、船引町、常葉町、大越町、滝根町、都路村の5町村が新設合併します。

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こちらが合併後の地図。それまで福島県には10個の市がありましたので、11番目の市となります。

ここで福島県雑学。これまであった福島県の10個の市は以下の通りです。


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福島県は会津、中通り、浜通りと大きく3つの地方に分かれています。会津の会津若松、喜多方と浜通りの相馬、原町、いわき以外の市は中通りにあり、今回できた田村市も中通りに位置しています。人口トップ3はいわき、郡山、福島。田村市は45,000人で8番目の規模となります。

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2005年02月21日

伊奈町・谷和原村の新市名は「つくばみらい市」

伊奈町と谷和原村 『つくばみらい』市に

伊奈町と谷和原村の合併協議会は十九日、新市の名称を「つくばみらい」に決めた。市庁舎は伊奈町役場にする。

あーあ、やっぱり「みらい」が入っちゃいました。しかも「つくば」が頭について、ひらがな6文字ですか。同じひらがな6文字でも霞ヶ浦町と千代田町が合併してできる「かすみがうら市」とは大違いです(かすみがうら市もどうかと思いますが)。こんな名前で地元の人たちは納得してるんでしょうかね。

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2005年02月01日

新水戸市&城里町誕生

茨城県の平成の大合併第五弾。今回は2市町、水戸市と東茨城郡城里町です。

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こちらが合併前の地図。水戸市と東茨城郡の内原町が編入合併、東茨城郡の常北町・桂村と西茨城郡の七会村が新設合併します。

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こちらが合併後の地図。これで茨城県北部の合併は終了です。南部の合併についてはこれから本格化するんですが、どうしたもんでしょう。正直言って馴染みがないので取り上げることもないかな。

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改めて平成の大合併が始まる前の地図。こうしてみると市町村の再編がいかに急激に進んだかが分かります。こういうのが全国各地で起きているんだから、市町村の数が1000以上減るというのも頷けますね。

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2005年01月31日

南セントレア市って……

合併新市名は「南セントレア」

私は元々地理が好きなこともあって平成の大合併については日々ニュースをチェックしていました。そんな中で驚愕したニュースがこれ。愛知県の美浜町南知多町の合併後の新市名があろう事か「南セントレア市」などというとんでもないものに決まったということです。「セントレア」ってのはもうすぐ開港する中部国際空港の愛称らしいですが、愛称を市名に使うなよ! しかも空港自体は隣の常滑市にあるから直接関係があるわけでもない(だから「南」を付けたんでしょうが)。平成の大合併では全国でトンデモ市名が生まれていますが、これはその中でも最悪です。これに比べたら南アルプス市なんて可愛いものですよ。あっちは曲がりなりにも地名として定着しているものですから。

「南セントレア市」の問題点は決定のプロセスに疑問があったり(公募した意見が反映されていない)、一企業の商標を市名に使うことの是非とか(法律上問題ないとはいえ普通そんなの想定してないって)、色々ありますが、一番はその土地の持つ歴史に全く根ざしていないことです。言葉は常に変化し、特に日本語は外来語を積極的に取り入れてきたとはいえ、地名というものに対してはその土地の持つ歴史というものを尊重すべきでしょう。極論を言ってしまえば、合併後の名前はもっと保守的であるべきだと思います。親しみやすいからという理由で漢字をひらがなにしてしまったり、対等合併だからといって既存の市町村の名前を使わなかったり、イメージ優先で歴史ある地名をあっさり捨ててしまうのはいかがなものでしょうか。

と、妙に熱く語ってしまいましたが、「南セントレア市」に関しては来月の住民投票次第では合併そのものがなくなる可能性もあります。住民でない私が口出しすることではないですが、できたら合併反対の票を投じて欲しいところです。合併賛成の人達にとっては特例法の期限を控えて苦渋の決断になるでしょうが(市名の問題だけで合併そのものが破綻するなんて本末転倒だよな〜)。
「南セントレア市」なんて新市名、絶対反対!!!
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投稿者 sai : 04:40 | コメント (0)

2005年01月21日

那珂市誕生

茨城県の平成の大合併第四弾。今回も日立市のお隣(微妙に接してるよね?)、那珂市です。

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こちらが合併前の地図。那珂郡の那珂町と瓜連町が編入合併します。これで那珂郡で残るのは東海村だけになります。

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こちらが合併後の地図。新たに誕生した那珂市によって、周りを市に囲まれても独立独歩の東海村の特異性が一層際だちますね。この村は県内でも一二を争うほど財政が豊かな村なので、しばらく合併することはないでしょう(ちなみに争う相手は神栖町)。

投稿者 sai : 02:29 | コメント (0)

2005年01月19日

水海道市・伊奈町・谷和原村合併協議会から水海道市が離脱

水海道市、法定協離脱を決定 石下町と協議へ−−対立埋まらず
水海道市と石下町合併へ『常総市』はご破算

以前に水海道・伊奈・谷和原の新市名に「常総市」が決まったと書きましたが、あっさりと破綻してしまいました。何となく予想できていたことですが、やはり水海道市が元凶となりましたか。

離脱する水海道市は石下町と合併するとして、残る伊奈町と谷和原村はどうするんでしょうね。2町村で合併を目指すのか、それとも単独でいくのか。もし合併するとしたら、お願いですから前に推していた「みらい市」だけは勘弁してください。もう素直に「伊奈谷和原市」でいいじゃないですか。

投稿者 sai : 02:46 | コメント (5)

2004年12月01日

新常陸太田市誕生

茨城県の平成の大合併第三弾。今回は日立市のお隣、常陸太田市です。

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こちらが合併前の地図。常陸太田市と久慈郡の金砂郷町・水府村・里美村が編入合併します。これで久慈郡で残るのは大子町だけになります。

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こちらが合併後の地図。縦長っ! それにでかっ! 面積は先月誕生した常陸大宮市を抜いて県内一です。面積がそれまでの3倍以上になるって凄いですね〜。

投稿者 sai : 02:17 | コメント (0)

2004年11月01日

新日立市誕生

茨城県の平成の大合併第二弾。今回は地元の日立市です。

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こちらが合併前の地図。日立市と合併するのは多賀郡十王町です。多賀郡は十王町しかありませんので、今回の合併で郡そのものが消滅することになります。

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こちらが合併後の地図。う〜む、あまり違和感がないような気がします。これで日立市の人口は20万人を超え、つくば市を抜いて県内2位になります。まぁ、再びつくばに抜かされるのは時間の問題でしょうが。

投稿者 sai : 02:10 | コメント (0)

2004年10月18日

常陸大宮市誕生

平成の大合併もいよいよ佳境に入っていますが、茨城県でも10月16日に県内23番目の市となる常陸大宮市が誕生しました。URLが地域型JPドメインではなく、"lg.jp"とは珍しい。

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こちらが合併前の地図。那珂郡の大宮町・山方町・美和村・緒川村と東茨城郡の御前山村、この5町村が今回の合併で消滅します。

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こちらが合併後の地図。改めて見ると、面積の大きな市ですね。ひょっとしてつくばを抜いて県内で一番大きな市になったのでは。

ところで常陸大宮市という名前ですが、いっそのこと大宮市でもよかったんじゃないかな〜と今更ながら思います。埼玉の大宮はもう存在していませんし、大宮町を中心に編入合併したわけですから大宮市でも別段問題にならなかったのでは? こんなことを考えてしまったのは県北に常陸(ひたち)と冠する市がこれ以上増えるのはどうかなと思ったもので。

投稿者 sai : 01:42 | コメント (0)

2004年10月01日

水海道・伊奈・谷和原の新市名

水海道市・伊奈町・谷和原村合併協議会

新市の名称が「常総市」に決まったそうです。しかし、茨城新聞の記事によれば新市の名称を巡って水海道市と伊奈町・谷和原村で対立があったようで、このまますんなりといくのかどうか分かりません。

水海道市選出委員などが取手、守谷、藤代三市町を含む常総地方広域市町村圏の名称でもあるとして「常総市」を支持したのに対し、伊奈、谷和原両町村選出委員がつくばエクスプレスの駅名「みらい平」を含む「みらい市」を支持した。

個人的には「常総」という広い範囲を指す名前を付けるのはどうかと思いますが、伊奈町・谷和原村の推していた「みらい市」に比べれば遙かにましです。恥ずかしげもなくこんな名前を名乗ろうとする神経がどうにも理解できません。「みらい平」なんて歴史も何もあったもんじゃないでしょうに。駅名が市名になった前例として国立市がありますが、あれは国立が国分寺・立川の中間という明確な理由があったからであって、「みらい平」みたいな日本全国どこにあってもいいような名前とは違いますよね。

投稿者 sai : 03:48 | コメント (2)

2004年08月31日

湯布院で合併反対の住民投票請求

湯布院で「合併ハンタ〜イ」…住民投票請求

湯布院には別府のYS君を訪ねて一度だけいったことがありましたが、いいところでした。できれば合併などせず、湯布院はあの町のままがいいな〜と思います。

投稿者 sai : 02:12 | コメント (0)

2004年03月01日

新市誕生

本日付で一挙に8つの新市が誕生するそうです。

佐渡市(新潟県)
かほく市(石川県)
あわら市(福井県)
郡上市(岐阜県)
下呂市(岐阜県)
安芸高田市(広島県)
壱岐市(長崎県)
対馬市(長崎県)

合併特例法の期限である平成17年3月に向けて、今年はこういったニュースが多そうですね。かくいう私の地元も1年後に向けて合併論議のまっただ中。どんな市名になることやら。

投稿者 sai : 01:57 | コメント (0)

2003年12月28日

さくら市誕生

新市名がさくら市に決定しました

栃木県の氏家町喜連川町が合併してできる新市名が「さくら市」に決定。ということは、宮城県の方は別の名前になるということですか。

投稿者 sai : 04:29 | コメント (0)